ご契約者インタビュー 16

もう一つの 我が家のように心からくつろげる大好きな場所

赤坂浄苑ご契約者
泉屋 三郎 様(101歳)
お孫様 角地 剛 様

赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。101歳になられる泉屋三郎様とお孫様の角地剛様にご登場いただきます。

「泉屋 三郎 様、お孫様 角地 剛 様」の写真

親しみを感じた赤坂という立地

お墓の引越し先に赤坂浄苑を選ばれた理由は何でしょうか?

泉屋様15年ほど前に妻を亡くし、改葬先を探しておりました。その中で出会ったのが赤坂浄苑です。赤坂は昔、スケートリンクがあり、スケートが好きでよく来ていました。また仕事の関係で出向いたこともあり、赤坂には親しみを持っていました。立地的にも電車1本で来られるのが嬉しいですね。最近は車で送り迎えをしてもらっておりますが…。「泉屋 三郎 様、お孫様 角地 剛 様」の写真 また私の両親が石川県の金沢出身なのです。ですから、子どもの頃には毎年訪れておりました。赤坂浄苑はその金沢とゆかりがあると聞き、嬉しいご縁も感じました。
もともと新しいものに対して、それが良いものであれば素直に受け入れられる性分でしたので屋内墓苑にもまったく抵抗を感じることはありません。以前は通常の墓苑だったので、お盆やお彼岸以外は人の姿もあまりなく、少し寂しかったのですが、ここは初めて来たときにも人の温もりを感じました。納骨の際も亡き妻に「温かい人がたくさんいるお墓に引越しできてよかったね」と心の中で語りかけました。

赤坂浄苑のどんなところが気に入られているでしょうか?

泉屋様お参りに来るたびにスタッフやご僧侶など接する方々がとても温かく迎えてくれます。お会いすると本当に他人とは思えないように気持ちが和みます。
温かさ、その一言がすべてを表していると思います。また施設も大き過ぎず小さくもなく、とても寛ぐことができます。なんとなく赤坂に別宅ができたというような感じでしょうか、とにかく来るたびにほっとしています。改葬先が決まるまで不安を感じたことがありましたが、今はすっかり安心しています。
余談ですがここのホットチョコレートが大好きで毎回、必ず頂いています。

お孫様今日は僕が車を運転してきましたが、おじいちゃんは、ここに来るのが楽しいのでしょう。車中でもずっとニコニコしていました。そんな上機嫌なおじいちゃんを見て、
僕自身も楽しくなってきます。

毎年お餅つき大会に参加することが、楽しみに

例年ですと落語会や坐禅会など様々な行事が開催されていますが、どのようなイベントに参加されたことがありますか?

「泉屋 三郎 様、お孫様 角地 剛 様」の写真

泉屋様娘が何度か落語会に応募するも人気のようで残念ながらはずれています。2020年2月の終活勉強会は私もこんな歳ですのでいの一番に応募し、案内を頂いたのですがあいにくコロナ禍のために延期となってしまいました。
新春のお餅つき大会がとても楽しみで、ここ何回か参加させていただいています。そこで出逢う方の中に私と会うのを楽しみにしているとおっしゃってくださる方がおられ、驚くと共にとても嬉しい気持ちです。この季刊誌でもお餅つき大会の記事の中で少し紹介していただいたことがあります。私が参加することで喜んでくれる方がいるから、これからも頑張ろうと思います。

ストレスをためず、日々を前向きに生きることが長寿の秘訣

- 現在、101歳でお元気に暮らしていらっしゃいます。健康長寿の秘訣を教えてください。

泉屋様11月で101歳3ヶ月になりました。気がついたらこの歳になっていたという感じです。秘訣ということでもないのですが、たえずストレスをためないように心掛けています。生きていれば必ずストレスはあります。私の場合は三度三度おいしく食べられるよう、つり道具の手入れや庭仕事をして体を動かすようにしています。他にはラジオを通して政治や経済、世の中のできごとを聴き、自分の頭で理解するよう努めています。出かけるときも杖を使わず、また人の手を極力借りず、自分の力で歩くようにしています。

自転車に乗って近くの釣り場にもお出掛け

「泉屋 三郎 様、お孫様 角地 剛 様」の写真

泉屋様趣味は魚釣りで100歳前までは船に乗って海釣りにも出かけていました。100歳になってからは、さすがに遠出することはやめましたが、それでも自転車に乗って川釣りなどを楽しんでいます。近所に住む娘からは、安全な三輪の自転車に乗り換えてほしいと言われますが、それは検討中です(笑)。
最近の楽しみはハゼ釣りですね。魚の料理も得意でよくこぶ締めなども作り、娘の家族にも振る舞っています。

お孫様僕も趣味が釣りで、よく一緒に出掛けます。実は僕に釣りの楽しさを教えてくれたのはおじいちゃんです。まだ小学生の頃ですが、金沢八景に海釣りに連れていってくれたことがきっかけで釣りの楽しさに目覚めました。今だから話せますが、その日は平日でしたのでしっかり学校がありました。でも、せっかくおじいちゃんが誘ってくれたので行くことにしました(笑)。
泉屋様今、世の中は新型コロナウィルスの感染で大変な状況にあります。しかし、私の生まれた大正8年にもスペイン風邪が大流行したそうですが人類は克服しました。
私自身はちょうど若い頃が第2次世界大戦の頃と重なり、2回も徴兵されています。どちらも陸軍でしたが移動中の船が爆撃され、必死の思いで海を泳いだことを今でも覚えています。そういった悲惨な時代を経験しているからこそ、少しくらい大変なことがあっても大丈夫だと思えます。
新型コロナウイルスに関しても様々なことを耳にしますが辛抱のときですね。必ず乗り越えられると信じて、少しでも明るく楽しめることを見いだすようにしています。

インタビューを終えて

取材の最初から終わりまで朗らかな笑顔で話していただきました。「赤坂浄苑が大好きだ」と日頃からおっしゃっているそうですが、その気持ちが伝わってくるようなインタビューでした。またご自身の若い頃の体験を通して読者を勇気づけようとされる温かいお人柄もにじみ出ていました。