祈りのひと時を清々しい花たちで支える 2019.10.10 赤坂浄苑を支える様々なスペシャリストを紹介していくこのコーナー。 今回は赤坂浄苑に生花を届ける株式会社ユー花園 下北沢本店 副店長の石田将人さんにご登場いただきました。 祈りのひと時を 清々しい花たちで支える。 株式会社ユー花園 下北沢本店 副店長 石田将人 人生の様々な場面を花で彩る会社 - まずユー花園様がどのような会社であり、お店なのかを教えてください。 石田:弊社は1962年に創業した花の総合サービス企業です。 現在6店舗となるフラワーショップの他、様々な部門での花の提供を通してご結婚からご葬儀まで人生のすべてをお手伝いしています。 全業務に一貫しているのは、花に対する想いをカタチにしていくこと。スタッフ一人ひとりが、 花のもたらす感動や喜びを世界中に届けたいという気持ちで仕入れから飾りつけまで取り組んでいます。 参拝される方の目線で花を供える - 赤坂浄苑ではどのようなお仕事をしていますか。 石田:一年半ほど前から週に一度の割合で参拝ブースにお供えする生花をお届けし、ご法要やご葬儀においてもご提供しています。 参拝ブースの花は一週間しっかり持たないといけませんし、ご法要やご葬儀においても不手際がないよう、細心の注意を払って納品の際に検品するようにしています。 - 赤坂浄苑でお仕事をする際に大切にされていることは何でしょうか。 石田:どのようなお届け先にも言えることですが、そこで花とふれあう方の目線に立ち、細かい気遣いを忘れないようにしています。特に赤坂浄苑様は参拝に訪れる方々にとっては心を癒やす特別な場所ですから、入館の際には必ず一札し、気持ちを切り替えるようにしています。 また参拝ブースの花は清々しい時間を過ごしていただけるよう、色のバランスや香りなども考えていますし、形も左右が一対になるように丁寧に仕上げています。 赤坂浄苑様に花を届ける際には、スタッフの皆様や副住職様からのご意見をお伺いし、内容の改善に務めています。そういった中で「今回の花はとても良かったよ」と褒めていただくことも増え、それが仕事をしていく上で励みになっています。 また納品や打ち合わせを重ねる中で自然とコミュニケーションも深まり、ご購入者やご葬家の方々が花についてお話しになっていた感想などもスタッフの皆様を通して伺えるようになりました。 故人様と遺族を繋ぐ花の力 - 花の専門家として故人様に供える花が果たす役割は、何だとお考えでしょうか。 石田:日常で出会う花には彩り、色味、香りなど、どれをとっても心を揺さぶる魅力があると思います。その上で故人様にお供えする花には在りし日の思い出を蘇らせ、遺族と故人様を繋ぐカがあるのではないでしょうか。 私も祖母が好んでいた花に出会うと優しい笑顔を思い出します。ですからご法要やご葬儀では故人様がお好きだった花などをお聞きし、可能な限り、ご用意するようにしています。 - これからいよいよ秋です。どのような花で参拝ブースを彩っていく予定ですか。 石田:秋はストックが美しい花を咲かせ、優しい香りを漂わせてくれます。また金魚草もこれからの季節にいいのではないでしょうか。 独特の甘い香りとその名の通り、金魚を連想させる愛婦のある形も気持ちを和ませてくれると思います。 - ありがとうございました。 株式会社ユー花園 下北沢本店 副店長 石田将人さん ユー花園の発祥の地であり、 現在も本店となっている下北沢店の副店長として活躍。 やさしい笑顔と誠意あふれる対応でお店を線り上げ、信頼の輪を広げています。 前の記事 副住職のご挨拶 次の記事 【臨時】開苑時間変更のお知らせ 一覧へ戻る カテゴリー 選択してください 最新情報 行事のご案内・ご報告Good Face(協業者紹介)住職・副住職のご挨拶その他 アーカイブ 選択してください 2025202420232022202120202019201820172016201520142013