ご契約者インタビュー 27

家族の絆を感じられる“もう一つの家”になっています。4

赤坂浄苑ご契約者
小山 誠志 様

赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は月命日には長女の真弓様といっしょに小山様のお墓参りを欠かさない小山誠志様にご登場いただきました。

小山 誠志 様

赤坂にあることに縁を感じたお墓

- お墓の購入をお考えになった理由は何でしょうか。

小山 誠志 様小山様:父のお墓は八王子にあるのですが、私が次男であるため定年を過ぎた頃から少しずつ自分たちが入るお墓のことを考えるようになりました。そして70歳を過ぎた頃からは妻といっしょに住まい周辺や父のお墓がある近辺も見てまわっていたのですが、「これはいいな」と思えるものに出会えなかったのです。

- 赤坂浄苑を知った理由は何でしょうか。また、どのような点に興味を持たれましたか。

小山様:その後のお墓探しも納得できるものが見つからず、ただ時間だけが過ぎていくようでした。しかし、たまたまある日、赤坂浄苑の折り込み広告が目に留まったのです。それは10年前だったように記憶しています。まず屋内墓苑であるところに興味を持ちました。実は親しくしていた友人も屋内タイプの墓苑を申し込んでおり、私も今の時代にあったお墓だなと思っていたのです。その上で赤坂にあるところにとても惹かれました。私は赤坂の生まれで幼稚園も赤坂でした。その後は戦争中だったものですから赤坂を離れ、地方に疎開しましたが、今も当時赤坂の家があった住所まで覚えており、深い縁を感じました。

- 赤坂浄苑を見学された際、どのような印象をお持ちになられたでしょうか。

小山様:閑散とした納骨堂のイメージを持って訪問したのですが、1階はゆったりと寛げるソファもあり、コーヒーなどの飲み物も飲めて想像以上に和やかで心地よい場所だと思いました。建物はどこもきれいで、その上、本堂も見学させていただきましたが厳かでした。いっしょに行った妻も「ここがいいね」と頷いておりました。姉にも相談しましたら、やはり子ども時代を過ごした赤坂であることが気に入り、「赤坂浄苑にしたらいいんじゃない」と言われました。

戒名授与式に溢れていた人への温もり

- 赤坂浄苑をお決めになった理由を教えてください。

小山 誠志 様小山様:何より縁のあった赤坂であったことに加え、駅から歩いてすぐという立地の良さが気に入りました。さらに館内の雰囲気やスタッフの対応の良さも選んだ理由に挙げられますが、心配していたお墓の承継でも安心できたこともここに決めたポイントになります。長男の子どもは女の子ですし、長女は子どもがいないため、いつか小山家を受け継ぐ者はいなくなる可能性があります。その際、お墓がどうなるか、ずっと気になっていたのです。しかし、赤坂浄苑なら護持会費を前納すれば50年間今のお墓のままですし、その後も永代供養をしてもらえます。この点も赤坂浄苑に決めた大きな理由になります。

- 生前戒名などでも赤坂浄苑をご利用になっていますが、どのようなご感想をお持ちでしょうか。

小山様:亡くなってから子どもたちに負担をかけないよう、また自分の意志を少しでも反映できるよう、戒名を授かっておこうと考えました。
そこで戒名授与式も体験させていただきましたが、たまたま他の参加者がいなかったのです。有難いことにつきっきりでご住職や副住職様にご指導していただき、とても有意義に過ごせました。わざわざ私一人のために時間を取り、丁寧に接していただいたことに温かさを感じ、感激しました。もちろん授与していただいた戒名にも満足しています。そこには私の名前に使われている「誠」や「志」の文字の他に自分の趣味である将棋に通じる「道」を入れていただいています。事前に趣味などについてもお伝えしておりましたが、その想いをきめ細かく反映していただいたことに感服しております。

月に一度のお参りで故人様とふれあう

- 月命日には奥様のお墓参りに来られると伺っております。故人様とは、どのようなことをお話しされますか。

小山 誠志 様小山様:お墓参りに行く前の日には近況の報告などをメモするようにしています。時間をかけて新聞を読み、今起きているニュースや親戚のことなども前日にまとめることがいつしか習慣になりました。私は仕事人間だったものですから、平日は帰りが遅く、休みの日もつきあいなどで出かけることが多かったのです。そのため家のことは任せっきりでした。妻は長女で兄弟たちの面倒も見てきたこともあり、非常にしっかりしておりました。今、振り返ればとてもよくやってくれたと思います。いつか、妻への感謝を込めて何かしてあげたかったのですが「ありがとう」という言葉すらかけられず逝ってしまいました。ですから、せめてお墓参りは欠かさないようにしようと決め、長女といっしょに月に一度こちらに寄らせていただいております。

- 本日は9回目の祥月命日となり、今、お話に登場した長女の真弓様や長男の弘之様、そしてお二人のご家族も来られています。こういった赤坂浄苑でのお墓参りについてどのような感想をお持ちか、お聞かせいただけますでしょうか。

真弓様:父と月に一度、こちらにお邪魔し、その後、実家に帰って掃除や食事の準備をすることが、いつの間にか決まった流れになりました。実家ですとどうしても一人暮らしの父に目が行きますが、こちらに来て母に手を合わせることで清々しい気持ちになり、母娘でふれあっているような気持ちになります。

弘之様:私は仕事の関係で関西に住んでいたことから妹ほどはお参りに来ることはできませんでしたが、それでもここに足を運ぶことで母を思い出し、家族の絆を感じます。赤坂浄苑は実家ではないけれど、家族でいられることの温もりを感じられる場所になっています。

小山様:何度かお邪魔する中でスタッフの皆様にもお声をかけていただき、言葉も交わすようになりました。私自身、ここに来るとアットホームな気持ちになります。お参りした後は皆で食事をして帰る予定です。妻は賑やかなことが好きでしたのできっと微笑みながら見守ってくれることと思います。

- 本日はありがとうございました。

取材を終えて

家族団らんの温かい雰囲気の中でインタビューが行われました。赤坂浄苑が故人様をお参りするご供養の場所であると同時に、その家族がふれあえる「もう一つの家」のような空間になっていることを深く感じました。