ご契約者インタビュー 11

いつも清々しい思いで、亡き父を偲んでいます。

赤坂浄苑ご契約者
伊佐山 博史 様・知佳ちゃん

赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は一昨年ご購入いただいた伊佐山博史様とお子様の知佳ちゃんにご登場いただきました。

お墓選びの基準は、気軽に立ち寄れること

- お墓探しで大切にしていたのはどんなところでしょうか。

伊佐山様:一昨年の一月に父が他界し、その納骨先を探していたのです。お盆までには決めたいといろいろと検討していたのですが、何よりもお参りがしやすいことが大前提でした。お墓参りと言えば一日かけて出かけるイメージがあります。しかし母も高齢ですので、遠方ですと、とてもお参りには行けません。そのため、気軽に行けるところを第一条件に様々な墓苑を見させて頂きました。

- 赤坂浄苑を見学されたときの第一印象を教えてください。

伊佐山様:赤坂の商店街がすぐそこなのに、通りから一歩入っただけで落ち着いた印象を持ちました。中に入ると内装のデザインなども洗練されていて、さらに心がほっと和む気がしたのです。一緒に来た妻も同じように感じたようでした。その上でスタッフの方が親切だったのですぐにここにしようと思いました。
ただ父のお墓を私と妻だけでは決めかねるので、最終的には母にも見てもらいました。すぐに気に入ってもらい購入を決定しました。
最初は外の墓苑を見学していたのですが、それぞれ見学していく中で天候等に左右されず快適にお参りができる屋内墓苑が良いと思うようになって行ったのです。
また母もお友だちで屋内墓苑を購入した方がおり、すぐに気に入ってくれました。

平日夜でも会社帰りにお墓参り

- 赤坂浄苑を選んで良かったと思うのはどんなことでしょうか。

伊佐山様:私の職場が四谷にあり、赤坂浄苑からすぐ近くです。そのため、月命日などは平日でも会社帰りに寄ることができます。夜9時まで開苑していますので仕事を終えてから余裕で来ることができますし、何よりも屋内墓苑ですので夜でも清々しい気持ちでお墓まいりができています。
職場からは電車で一駅の距離ですが、ここに来るときは父のことを思い出しながらゆっくりと歩いていきます。高齢の母も、相模原の自宅から一人で電車に乗ってよく来ています。ここで待ち合わせして私たち夫婦、息子や娘と一緒にお参りすることも多いです。まるで口癖のように「赤坂浄苑を選んで良かったね」と言っています。

- 赤坂浄苑の行事などにも参加されているようですね。

伊佐山様:昨年と今年のお正月は家族でお餅つきに参加させていただきました。
知佳ちゃん:昨年はお餅を食べるだけでしたが、今年はつかせてもらいました。
伊佐山様:落語会も母と一緒に楽しませていただきました。申し込みされる方が多く、抽選だったのですが運よく当たり、母も「来て良かった!」と言っておりました。その後の懇親会で落語を演じられていた春風亭柏枝さんの故郷が北海道でしたのでその話題で盛り上がったのを今も覚えています。実は私も父の仕事の関係で長く北海道で暮らしていたのです。

- お参りを済ませたあとに寄られる場所はありますか。

伊佐山様:お昼前にお参りを済ませ、すぐ隣にある「うまや」さんでよく食事をして帰ります。和食の「金龍」さんへ何度も行っていましたが、今年の春閉店してしまいました。少し残念です。ただ赤坂界隈には様々なお店がありますのでいろいろと探す楽しみもありますね。
知佳ちゃん:イチゴのお菓子が好きなので美味しいイチゴパフェのお店にも行ってみたいです。

赤坂浄苑に来るたびに思い出す亡き人の姿

- もしよろしければ亡くなられたお父様について教えてください。

伊佐山様:父は農林水産省に勤務し、獣医として北海道の家畜衛生試験場で牛の病気などを研究していました。その後、定年退職し、神奈川県にある麻布大学の教授を務めていましたが、その頃は次の世代を担う若い学生を育成することに生きがいを感じているようでした。
生前は自分自身の健康管理もしっかりしていて食事なども規則正しく取り、ずっと元気だったのですが、大腿骨股関節の骨折や心臓の疾患で1年半ほど入院し90歳で永眠しました。
実は父が亡くなる少し前に私自身が急性心筋梗塞で入院していました。京都へ出張に行く途中で具合が悪くなり、新横浜駅で下車し、救急車で病院に運ばれたのです。その直後に父がなくなったのですが、親戚は「お父さんが自分の寿命を分けて、助けてくれたのでは」と言っていましたね。

私がお世話になった主治医の先生は「この運を大切にしてできるだけストレスのないように」とご指導いただいたのですが、人生初めての喪主を経験し、大変でした。また納骨先を赤坂浄苑に決めた際もそれから何をしていいか、わからないことばかりでしたが、親切にアドバイスしていただき、助かりました。とても感謝しています。納骨時、親身になってサポートしてくれたスタッフの皆さんを見ながら母は「ほら、ここで良かったでしょ」と親戚にも自慢してい流ようでした。
知佳ちゃん:あんなに元気だったおじいちゃんが急に亡くなったので号泣しました。とてもやさしくてよく遊んでくれたので悲しかったです。おじいちゃんの家では鈴虫を飼っていましたが、お家に行くとよく見せてくれたのが思い出に残っています。

- お父様はどんなお人柄だったのでしょうか。

伊佐山様:穏やかで温厚できつく叱られた記憶はまったくと言っていいほどありませんね。
ずっと温かく見守ってくれていたように思います。亡くなるまで父の仕事のことをあまり知ることはありませんでしたが、遺品を整理する中で様々な賞状などが見つかり、研究者として一途に生きていたことを知りました。赤坂浄苑で父に手をあわせながら、黙々と仕事に打ち込んでいた父の姿を思い出します。

インタビューを終えて

仲良く笑顔でにこやかに話されていた伊佐山様親子。仲の良さと亡くなったお父様への思いがインタビューから伝わって来ました。