赤坂浄苑について

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伝燈院 赤坂浄苑 副住職 角田賢隆

副住職 角田賢隆

ご挨拶

春光うららかな季節となってまいりましたが、当苑ご関係の皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。学校や会社など新しい環境や関係に戸惑いながらも一生懸命生活しておられることと思います。また、それを支えるご家族や縁者さまのご支援・ご苦労に敬意を表します。

この原稿を書いております今、「ロシア」と「ウクライナ」が戦争状態にあり、一般市民が路頭に迷い、小さい子供を含む多くの尊い命が奪われる痛ましい惨状が続いております。また、日本でも経済制裁に対し北方領土周辺が騒がしくなるなど、各国の「戦争」に対する具体的な解決方法を見いだせない状況では、日本にも同じような不安が全くないとは言えません。

私は戦争を知らない世代であり、幼少期に亡くなった祖父と少し話したくらいでしたが、僧侶になりその時代を経験した方とお話しする機会が何度もありました。一様におっしゃられるのは「戦争の悲惨さ」と「繰り返してはいけない」ということでございます。その真剣な眼差しと口調からいつも胸が詰まる思いでお聞きしており、その都度あってはならないことと心の底から思いました。

長い歴史のなか、宗門として戦争に加担していた時代がございます。日本が過去に行ったアジア諸国における侵略・植民地化では、統治について賛否両論はあるものの、仏教を国策として戦争を正当化し、日本の文化を押し付け、海外伝道の名のもとに他民族の尊厳を奪い、僧侶が戦争を聖戦と肯定した事実がございます。時代がそうだったとはいえ僧侶としてあるまじき史実に対し、直接戦災諸国に送られた文章ではないものの、曹洞宗では一九九二年に時の宗務総長が「懺謝文」という形で宗門の戦争協力を謝罪する声明を出しており、以前の過ちを謝罪し二度と同じ過ちをしないと宣言しております。

宗門が持つ意識として国家においても民族においても人においても、独立した存在として尊重され、他からの迫害を拒絶するものであるとしています。一方で通信技術の進歩により世界の距離が縮まり、政治経済の国際化が進んだ現代においては、お互いが協力・依存し地球が一つの共同体として機能しているため、単体では存在することができないともしています。
まさに「縁起」(すべては互いに関係し合い起こっている)であり、他者への侵略は自分への侵略を容認し、自分を否定することに他ならないのです。自分の利益を求めるのであれば、他者へも利益を与えなければならないのです。
ですから仏教では共に生きることは当然で、助け合いこそが生きる理由であり、そのような生き方が世界平和につながる道であると説きます。

実際に戦争がはじまり、悲惨な光景を目にするたびに自分の無力さを感じますが、あきらめて無関心になるのが一番怖いことです。人の成り立ちを常に考え、正しい道を模索し続けることが重要だと思います。

四月八日はお釈迦さまの誕生日でございます。赤坂浄苑を通じて仏教にご縁をいただいた皆さま方におかれましては、お釈迦さまが説かれた「縁起」や、人は生まれながらに尊いという教えを参考に命の大切さについてお考えいただければ大変ありがたく存じます。

伝燈院 赤坂浄苑 角田賢隆 拝

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安心して通える身近なお寺

家族のかたちも多様化し、故人の御霊をお納めするご供養のかたちも変化しています。
当院は皆様が安心してお参りができるお墓、気軽に仏教に触れ合える新しいスタイルのお寺をコンセプトにこの「赤坂浄苑」を建立いたしました。
跡取りのない方でも安心して納骨できる「永代供養」
納骨の故人様に対しては毎日のご供養に加え年二回の合同法要。その他、坐禅会・仏事勉強会・様々な催事を開催しております。
参加はご自由ですが、様々な活動を通じ思い立って(発心して)仏門に帰依したとの要望あれば「戒名授与式」にてご戒名をお授けいたします。
門戸を広げる為、宗旨・宗派を問わず無宗教の方でも納骨できるお墓としております。
皆様にとって安心してお参りできる開かれた霊園であり、開かれたお寺であるよう日々勤めております。

合同法要の写真
お参りの様子

後に残されるご家族と故人とが、いつも繋がりを感じられるよう、気軽にお参りできる環境と、永代のご供養を提供するサロン風の納骨堂を、東京・赤坂にお造りしました。
交通至便で、宗教・宗派を問わず、ご希望により戒名授与も承っております。
赤坂にお越しの折、ご見学頂ければ幸いです。

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  • good face 10 赤坂浄苑 スタッフインタビュー

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