この度の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、伝燈院 赤坂浄苑では感染拡大防止を真剣に考えて取り組むことがごく当たり前の社会責任であり、宗教者としての責務でもあるとの思いから、四月十一日から五月六日まで間当苑を「閉鎖」し参拝を自粛していただく処置をとりました。

何よりも人の命を守ることを一番に優先した決定ではございましたが、皆さまにはご理解いただき期間内自粛いただきましたこと大変感謝申し上げます。

皆さま方お一人お一人の取り組みが結果となって現れ感染者数は減少しておりますが、まだまだ十分な数にいたらないことから緊急事態宣言の期間が五月末まで延長されることとなりました。

しかしながら発表では五月を収束のための一か月とし、次なるステップに向けた準備期間と位置づけされております。

寺社仏閣は政府の休業要請に該当いたしませんので、六月の本格的な再開に向けて五月七日より限定的ではありますが赤坂浄苑の業務を再開させていただきます。

治療法やワクチンが確立されるまでいかに感染者が減少しようとも危険なウィルスであることに変わりはありません。参拝自粛は引き続きお願いいたしますが、参拝されます場合は密閉、密集、密接、三つの密をできるだけ避け、お車か(混雑を避けるため近隣の駐車場をご利用ください)自転車・徒歩での来苑をお願いいたします。

また職員に対しては引き続き分散・時差出勤を命じ期間中少人数での勤務となっておりますので、五月中の開苑時間は十時から十六時までとさせていただきます。

大変な状況が続きますが皆さまのご健康を祈念いたしております。十分な備えをして気をつけてお過ごしくださいませ。

伝燈院 赤坂浄苑 館長 角田賢隆