今年で第4回目を迎えました「赤坂浄苑・ご契約者親睦旅行」でございますが、今回は「平成」最後ということもあり、仏教と深いかかわりを持ち日本国民の総氏神であられる「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)が祀られる「伊勢神宮」へ行ってまいりました。

まずは「夫婦岩」で有名な「二見興玉神社」(ふたみおきたまじんじゃ)へ。
こちらへの参拝は「浜参宮」(はまさんぐう)といい、元々は伊勢神宮へお参りする前に「二見浦」で「禊」(みそぎ)の沐浴を行うのが常でした。古式に習いまず初めに参拝。

その後は専属のガイドさんに道案内をお願いいたし伊勢神宮の「外宮」へ。
こちらは内宮に祀られる「天照大御神」のお食事を司る神様「豊受大御神」(とようけのおおみかみ)が祀られております。
幸運なことに外宮では「神馬」(しんめ)に会いうことが出来ました。

外宮よりバスで本日最後の参拝場所「内宮」へ。
ここでは特別参拝として「御垣内参拝」(みかきうちさんぱい)を行ってまいりました。
式年遷宮(しきねんせんぐう)の為の奉賛金をお納めし「特別参拝章」をいただき、神職さんに先導され普段お参りする「白布」のさらに奥で参拝させていただきました。(もちろんのことながら正装でございます)
距離にして2~3メートル程度奥に入っただけですが、やはり普段のお参りより心が澄むような感覚でございました。

宿は鳥羽に。
宴会前には住職の心温まる法話をいただき、皆様お疲れながらもお酒が進み和やかな宴席でございました。

2日目は伊勢神宮の鬼門を守るお寺として有名な「金剛證寺」(こんごうしょうじ)へ。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われるように、昔より神宮参拝の際は対で金剛證寺へもお参りするのが吉とされておりました。
こちらには式年遷宮の翌年ご開帳される「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくぞうだいぼさつ)」が祀られており、さらに奥には「天照大御神」も祀られているなど、とても伊勢神宮とかかわりの深いお寺でございました。

その後は「ミキモト真珠島」へ。
こちらは日本で真珠養殖を確立した「御木本幸吉」(銀座ミキモト創業者)の記念館でございます。
「真珠博物館」をまわると真珠養殖の難しさや希少性・美しさがよくわかり、おのずと購入欲が出てお土産に一つ購入いたしました。

最後は鳥羽展望台へ
展望レストランで地元の海の幸を堪能いたしました。

鳥羽駅から帰路へ
おみ足の悪い方があまり歩かないようにと計画を立てておりましたが、それでも歩くところが多々あり皆様お疲れの様子でございました。
しかしながら充実した旅であり、ある程度のご満足をいただき、お寺とご契約者の親睦も深まったと思われます。

今回の反省を生かし来年は「奈良」へなどとのご要望もいただいております。
来年もまた楽しい旅行を企画いたしますので、ご興味がございましたら次回もご検討よろしくお願いいたします。