赤坂浄苑について

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伝燈院 赤坂浄苑 副住職 角田賢隆

副住職 角田賢隆

一夜落花雨 満城流水香

春爛漫、桜前線の北上と共に年度初めや新生活など、新しい出会いを迎え期待や不安が入り混じる今日この頃、赤坂浄苑関係者の皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

四月八日は仏教の開祖であります「お釈迦さま」の誕生日でございます。お釈迦さまはルンビニ(現在は世界遺産になっています)という村の花園でお生まれになられました。誕生の際には天から竜王が現れ産湯の代わりに「甘露」(甘い水)の雨を降らせ生誕を祝ったとされております。全国の寺院では「花まつり」と称し、「花御堂」(花をちりばめたお堂)の中央に、「甘茶」で満たした「浴盤」(たらい)を用意します。そこへお生まれになられた姿のお釈迦さまを安置し、仏頭より「甘茶」を注ぎお祝いいたします。まさに新しい命が芽吹く今の季節にふさわしい仏教行事でございます。

 

花に関するお話ですが、法要で導師を務める際、最初に「法語」という仏教の教えを説いた言葉を故人に唱えます。自分で作ったり代々の祖師方が残された言葉を引用したりするのですが、私が好んで使わせていただいている一つに次のような「法語」があります。

「一夜落花の雨 満城流水香ばし」(いちやらっかのあめ ばんじょうりゅうすいかんばし)

昨夜の雨で花は散ってしまったが、城の周りを流れる川は花の香りで満たされた。という意味で、あなたが亡くなってしまったことは、ご家族やお身内にとって無常であり悲しいことでございます。しかしながらあなたが残されて来たものは、かかわった方全ての人の心に残り生きる糧となっていくでしょう。という意味を込めてお贈りしております。

 

先日、中学生になる長男と将来について話す機会があり、なにかやりたいことはあるのかと尋ねたところ、「人を幸せに、笑顔に出来ることをやりたい」「その選択肢の一つとしてお坊さんも無いわけではないよ」と言われました。少し上からものを言われたので「ん?」とも思いましたが、立派に育ってきたなと感銘を受けると同時にハッとさせられた次第でございます。

社会現象ともなりました漫画「鬼滅の刃」の主人公が「人は心が原動力だから。心はどこまでも強くなれる。」と言っていましたが、私は自分の心を強くする源は他者からの「感謝」だと思っております。感謝されればうれしいですし、やる気もわいてきます。道元禅師も「治生産業もとより布施にあらざることなし」と説かれるように、皆さまが従事されるお仕事も結局は感謝される他者への施しなのです。

何かと大変な世の中でございます。新緑香るこの晴れやかな季節にちなみ、人との縁を大切に「心を強く」していただければ、どんな困難も乗り越えられるものと信じております。

どうぞ大切な人・支えてくれる人の心に「ありがとうの花」を咲かせてくださいますようお願い申し上げます。

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安心して通える身近なお寺

家族のかたちも多様化し、故人の御霊をお納めするご供養のかたちも変化しています。
当院は皆様が安心してお参りができるお墓、気軽に仏教に触れ合える新しいスタイルのお寺をコンセプトにこの「赤坂浄苑」を建立いたしました。
跡取りのない方でも安心して納骨できる「永代供養」
納骨の故人様に対しては毎日のご供養に加え年二回の合同法要。その他、坐禅会・仏事勉強会・様々な催事を開催しております。
参加はご自由ですが、様々な活動を通じ思い立って(発心して)仏門に帰依したとの要望あれば「戒名授与式」にてご戒名をお授けいたします。
門戸を広げる為、宗旨・宗派を問わず無宗教の方でも納骨できるお墓としております。
皆様にとって安心してお参りできる開かれた霊園であり、開かれたお寺であるよう日々勤めております。

合同法要の写真
お参りの様子

後に残されるご家族と故人とが、いつも繋がりを感じられるよう、気軽にお参りできる環境と、永代のご供養を提供するサロン風の納骨堂を、東京・赤坂にお造りしました。
交通至便で、宗教・宗派を問わず、ご希望により戒名授与も承っております。
赤坂にお越しの折、ご見学頂ければ幸いです。

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