赤坂浄苑について

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改歳の晨を迎え謹んで 新春のお喜びを申し上げます
伝燈院 赤坂浄苑 副住職 角田賢隆

ご住職 写真

年末から年始と年を跨ぎより一層猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、例年とは違い静かな新年をお迎えのことと存じます。ワクチンの開発など少しずつ明るい話題が出始めておりますが、なかなかお祝いムードになりづらいものでございます。

しかしながら例年インフルエンザの流行が十二月から始まり一月~二月に感染のピークを迎えることを考えれば現在の数値は仕方ない部分もあると思いますし、何よりコロナ以外の感染症が激減している状況をみますと、皆さま方一人一人の取り組みによりコロナの感染拡大をある程度抑え込めていると感じております。

今日の感染者は何人だった、死者は何人だったという報道がしきりにされる中、皆さま方におかれましては「死」をより一層身近なことと意識してお過ごしのことでしょう。

曹洞宗の禅僧で江戸時代に活躍し、現代においても人気のある「良寛」が残した「生死」についての逸話をご紹介いたします。

一八二八年に新潟で一五〇〇人以上の死者を出す大地震がありました。少し離れたところに住む良寛に大きな被害はなかったものの、被災地近くに住む大変仲の良かった俳人・山田杜皐が地震で我が子を亡くしてしまいます。それを知った良寛は次のような見舞い状を送ります。

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原文

地震は信に大変に候
野僧草庵 は何事もなく 親類中死人もなく めでたく存じ候
うちつけに 死なば死なずて永らえて
かかる憂き目を見るが わびしさ
しかし
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候

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地震は本当に大変なことでございます。
私の草庵は何事もなく、親類で亡くなった者もなく有難く思っています。
急な地震で死ぬこともなく、生きながらえて
この惨状を目にするのは大変悲しいことでございます。
しかし
災難に逢うときは災難に逢い、
死ぬときには死ぬ方がいいのです。
これが災難を避ける一番いい方法です。

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一見すると諦めなさいという冷たい突き放した内容ですが、次のような意味がこもっているように感じます。

災難にあいたくない、死にたくないという思いは誰しもが持っております。ですが逃れようがないものを恐れても意味はなく、死は平等に存在し遅かれ早かれ死んでしまうものです。

自分で変えようのないものを願えば願うほど苦しくなりますから、起きてしまったことを受け入れ、覚悟を決め、お互いに今できることを精一杯頑張って生きましょう。という分かりあった間柄だからこそ言える優しくも厳しい励ましの言葉だったのではないでしょうか。

コロナ禍で「死」を間近に感じ、何かと希望の見えない状況が続いております。なかなか難しいことですが、大事なのはいつ死んだとしても満足だったといえる人生を送ることです。今自分ができることを一生懸命やること。それが先祖供養でつながる人生の道であり、故人が笑顔になる行いなのです。

年始にお迎えする「年神」さまは元来古いご先祖さまの生まれ変わりとされております。大変な世の中でございますが、年初にあたり先祖供養のため頑張ろうと思っていただけましたら幸いでございます。

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安心して通える身近なお寺

家族のかたちも多様化し、故人の御霊をお納めするご供養のかたちも変化しています。
当院は皆様が安心してお参りができるお墓、気軽に仏教に触れ合える新しいスタイルのお寺をコンセプトにこの「赤坂浄苑」を建立いたしました。
跡取りのない方でも安心して納骨できる「永代供養」
納骨の故人様に対しては毎日のご供養に加え年二回の合同法要。その他、坐禅会・仏事勉強会・様々な催事を開催しております。
参加はご自由ですが、様々な活動を通じ思い立って(発心して)仏門に帰依したとの要望あれば「戒名授与式」にてご戒名をお授けいたします。
門戸を広げる為、宗旨・宗派を問わず無宗教の方でも納骨できるお墓としております。
皆様にとって安心してお参りできる開かれた霊園であり、開かれたお寺であるよう日々勤めております。

合同法要の写真
お参りの様子

後に残されるご家族と故人とが、いつも繋がりを感じられるよう、気軽にお参りできる環境と、永代のご供養を提供するサロン風の納骨堂を、東京・赤坂にお造りしました。
交通至便で、宗教・宗派を問わず、ご希望により戒名授与も承っております。
赤坂にお越しの折、ご見学頂ければ幸いです。

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